変わってしまった日常。

※この物語は眠夢ねむりが体験した実話です。=ノンフィクション この物語には現実味のある名前が出てきますが、全て偽名ですのでご理解の程よろしくお願いします。 なお、佐藤凛花は眠夢ねむり本人です。 ーーーーーーー桜色の吹雪が降る季節、一人の先生から物語は動き出した。 私、佐藤凛花は中学時代最後の担任を楽しみにしていた。学年もとても楽しみにし、期待をしていた。始業式が始まり、その後着任式が行われた。たくさんの先生方がやってくることに私はワクワクしていた。面白い先生や、静かな先生、若い先生も多い。校長先生から学年担任を発表された。それと同時に、外に移動しクラス表を渡された。私の担任は今年着任してきた斉藤先生。クラスメイトも仲の良かった子が沢山いた。綿貫陽菜乃ちゃんや、初めて同じクラスになった野田あおいちゃん、転校生の寺宮花音ちゃんがいた。斉藤先生は初日から絶好調だった。生徒のことを大事にし、楽しい日常が始まったと思った。だがそんな日常が短期間で失うとは思っていなかった。初日はあっという間で終わり、放課後はあおいと隣のクラスの佐々木ねねちゃんと遊び尽くし、二日目を迎えた。初授業日ということもあり、授業は3時間だけ。いろいろな手続き的なことをやり、即帰宅。この日は受験に備えて塾があったため1日が短く感じた。三日目は国語と数学、さらには受験に備えた授業があったが、一年生の準備があるとのことで3時間だった。帰宅後は深い眠りに落ちたため記憶に残っていないのだ。三日目は土日を挟み、月曜登校だった。全校集会があったため早めに行くと、斉藤先生はいなかった。代理の先生に聞くと、体調不良のため総合の大森先生が代理としてきた。この日は給食があり、給食後は帰宅。次の日登校すると、緊急学年集会が開かれた。急いで多目的ルームへ行くと、担任の先生がずらりと並んでいた。だがこの日も斉藤先生はいなかった。隣のクラスの先生に告げられた言葉はどれほどびっくりしたものか。「斉藤先生は、病気のため少しの間大森先生が担任になります。」こう告げられた。私たちクラスは顔が固まった。隣にいた陽菜乃もびっくりしていた。突然の出来事すぎたが、チャイムが鳴り、教室へ戻り授業を受けた。だが大森先生の授業はとてもわかりやすかった。そこから一ヶ月、斉藤先生は戻ってこなかった。4月30日。ある一枚の手紙が配られた。そこには皆がびっくりする内容だった。大きな文字で「この度、臨時として新田玲央を3年C組の担任として授業をしていきます。」と書かれていた。陽菜乃とあおいでびっくりしたねと話していた。みんなが期待している中、私は不安で仕方がなかった。次の日、本当に新しい先生が来た。不安は一生心に残った。それでも真っ先に授業を受けた自分が怖くなった。新田先生は斉藤先生と真逆だった。面白いお話なども聞かせてくれが、私は面白いとは純粋に思ったことがなかった。月日が経ち、受験シーズンが迫ってきた。学校を休んで勉強する子も中にはいたが、私は絶対に休みたくなかった。なぜなら成績を守りたかったからだ。第一志望は絶対に受かりたくて、沢山勉強した。私は絶対に陽菜乃や、優衣、愛莉、瑠菜、と一緒の高校が良かったが、現実は厳しかった。受験勉強もそうだし、中間テストもある。だけれどずっとずっと勉強し、見事第一志望に受かった。友達もみーんな。私は涙が溢れた。そのことを新田先生に話した。だけど悲惨なことを言われた。「ん?おめでとう。でもそんなことで喜ぶなんて大袈裟すぎないか?これから大学受験もあるのに。」私は心にダメージを受けた。だけどずっと何か違う気がした。いつのまにか目の前にいた花音ちゃんが私に駆け寄ってきてこう言った。「人間って喜びで溢れてるの。新田先生はその喜びの気持ちがわからないの。私も第一志望受かって報告したら同じこと言われたよ。だから気にすることないよ。」この言葉に救われた。私はずっとずっと取り柄が勉強しかないと思っていたし、何より、喜びがすごいことを改めて教えられた。次の日はクラス懇談があったため早めに帰宅。この日は母が仕事だったため父に行ってもらった。帰ってくるなり報告を受けた。「お前、斉藤先生のこと何も知らないのか?」「そうだけど何?」「いや、斉藤先生は三日目の時に体調不良とか言って休んだらしいが、本当は妊娠していたらしい。」え???????????????先生は妊娠したから休んでるの?だったらなんで私たちに言わなかったの…。次の日のお昼休み、愛莉、優衣、瑠菜、陽菜乃を集めて斉藤先生のことを言った。みんなは青ざめた。「本当に?」「嘘じゃないよね?」口々に言われた。だがみんな私のことを信用した。それから月日が経ち、卒業式を終えた。終業式も終え、2026年4月吉日。私は愛莉、優衣、瑠菜、陽菜乃と新しい高校生活を始めた。

公開 最終更新: 2026-10-23 07:45:28 AM