おっちゃんねるの新年会

『おっちゃんねる』は最近出来たばかりの匿名掲示板である。 『はてな匿名ダイアリー』通称『増田』で宣伝が投稿され、バズって一気に利用者が増え現在に至る。 設立翌年の新年、利用者有志による『第一回おっちゃんねる新年会』が開催されようとしていた。 「今年も色々ありましたね」 「そういや、越智さん来るんですかね? 越智さんの女装姿が可愛くて…」 「あー、あの人ね……、来ないんじゃない?」 「でも、一応聞いてみますか」 「そうだね」 そして、『第一回おっちゃんねる新年会』当日を迎えたのであった。 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 「皆さんお集まり頂きありがとうございます!」 「今日は皆んなに重大発表があるよ!」 「それは何と! 『おっちゃんねる』がついに10万PVを突破しました!!」 「パチパチー」 「えっ!? 10万!?」 「凄いですね!」 「これもひとえに、応援して下さった方々のおかげです!」 「そこで、記念として何かやりたいと思います!」「どうしようかなぁ〜」 「やっぱりここはあれだよね!」 「うんうん」 「「「「「「「「「「「王様ゲーム!!!」」」」」」」」」」」 「それでは、ルール説明です! 全員でクジ引いて『王様』を引いた人は30分間目を付けた誰かを言いなりに出来ます」 「『王様』の命令には絶対服従ですよ〜♪」 「『王様』の命令は…….?」 「『王様』の命令は…….?」 「「ぜ・た・い・で・す!!!」」 「じゃあ、早速始めましょう!」こうして『第一回おっちゃんねる新年会』が始まった。 「はい! これ番号書いた割り箸ね」 「一本だけ赤塗ってあるから気をつけて下さいね〜」 「よし、引いたな?」 「じゃあ、行くぞぉー!」「せぇーの!!」 一斉にくじを引く一同。 「俺は3番だな」 「私は2番だったわ」 「僕は4番だよ」 「私1番だ」 「僕5番です!」 「俺6番」「私が7番だね」 「はい、じゃあ王様誰ですか?」 「俺だ!」 「おめでとうございます!」 「命令は何ですか?」 「うむ、そうだな……」 少し考え込む様子を見せる男。 そして、男は言った。 「では、『エロ画像を貼れ!』」 その瞬間、会場が静まり返る。 「えっと、それはどういう意味でしょう?」 恐る恐る聞く男性。 「そのままの意味だが?」 「くっ……分かりました」 悔しそうな表情を浮かべながらスマホを操作する男性。 そして、画面に表示されたのは……。 「これでいいですか?」 「うむ、上出来だ」 そこには、一枚の裸体の女性の写真が表示されていた。 「はい、次の方どうぞ」そして、次々と王様が交代していく。 「次は俺だ!」 「命令は何ですか?」 「うむ、そうだな……」 またもや考える素振りを見せ、男は言った。 「では、『パンツの色を教えろ』」 「えっ!?」 「おい!そんな事まで言わせるのかよ!?」 「当たり前だろう? それが王様の命令だからな」 ニヤリと笑みを浮かべて言う男。 「ぐぬぬ…….」 渋々答える男性達。 「白です……」 「水色です……」「ベージュです……」 「黒です……」 「グレーです……」 「青です……」 「紺色です……」 「ピンクです……」 「紫です……」 「緑です……」 「茶色です……」 「黄色です……」 「オレンジです……」「赤色です……」 「紫色です……」 「桃色です……」 「青色です……」 「白色です……」 「黒色です……」 「銀色です……」 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 「はい! 終了〜!!」 「もうちょっと見たかったけどね〜」 「でも、まぁ満足したかな」 「皆んなお疲れ様!」 「じゃあ、次行こっか!」 「「賛成!!」」 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 「じゃあ、今度はこれやってみようか!」 「『おっちゃんねる』らしく『おっぱいマウスパッド』作りたいと思います!」 「皆んな好きなキャラの胸の部分を切り取ってください!」 「おっ! 越智さん来たんですね!?」 「はい! 今日はよろしくお願いします!」 「早速切り取りましょう!」 そして、作業を始める一同。 「はい、出来たよ〜」 「おおっ!! 早いですね!」 「じゃあ、発表しまーす!!」 「まずは…… 『おっちゃんねる』の『おっちゃんねる』による『おっちゃんねる』のためのスレッド、略して『おっちゃんねる』!!!! 」 「「「「「イェェエエーイ!!」」」」」「続いては〜 『おっぱいマウスパッド』だぁあああ!!!」 「「イェーイ!!」」 「では、行きます!!」 「最初はこの人!!」 『おっちゃんねる』の『おっちゃんねる』による『おっちゃんねる』のためのスレッド、略して『おっちゃんねる』!! 「はい! 拍手!」 パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!! 「はい! ありがとうございます!」 「じゃあ、紹介しましょう!!」 「『おっちゃんねる』の『おっちゃんねる』による『おっちゃんねる』のためのスレッド、略して『おっちゃんねる』!!」 「「イェェエエーイ!!」」「そして、今回作って下さったのはこの方!!」 「はい! 越智絵里奈さんです!!」 「どうも〜」 ペコリとお辞儀をする越智。 ちなみに女装してるので、名前や口調が女性らしくなっている。 「じゃあ、早速いきましょう!」 「越智さんのオススメは誰ですか?」 「そうねぇ、やっぱり『アキバくん』かしら?」 「ほうほう、じゃあ早速切り取ってみましょう!」 そして、作業をする男性陣。 「はい、出来ました〜」 「おぉーっ!!!」 「これは凄いな…….」 そこには、1人の男性が描かれていた。 「はい、次は誰が行く?」 「俺、行っていい?」 「いいですよ〜、頑張って下さいね!」 「よし! 頑張るぞ!」 「じゃあ、始めます!」 「おっちゃんねるの『おっちゃんねる』による『おっちゃんねる』のためのスレッド、略して『おっちゃんねる』!!」 「「イェェエエーイ!!」」 「今回は、なんとゲストが来てくださっております!」「越智絵里奈さんです!」 「どうも〜(おいおい、二回目だぞ…)」 「越智さんには、『おっちゃんねる』の魅力について語って頂きました!」 「では、越智さんから一言!」 「えっと…、私が初めて『おっちゃんねる』を見たのは『はてな匿名ダイアリー』のエントリーなんですけど、女装趣味の私を受け入れ…思い出した! 一回目のオフ会!」 「…あー、相手に迫られたかと思ったら謎に引かれたってアレね」 「あの甲斐性なしのせいで興を削がれたんですよね…しくしく」 「おい、絵里奈ちゃん泣かせた甲斐性なし出て来いや!」 男共がいきり立つ。 「まぁまぁ、落ち着いてください。色々ありましたが『おっちゃんねる』良い所だと思います。これからもよろしくネ❤️」 宥める越智。 「それでは、続きましては……」 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 「はい! 終了〜!!」 「ちょっと、もう終わり??」 「もっと見たかった〜」 「でも、まぁ満足したかな」 「皆んなお疲れ様!」 「じゃあ、次行こっか!」 「「賛成!!」」 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □

公開 最終更新: 2022-01-05 09:34:07 PM